当院のリハビリテーション科は、地域のあらゆるリハビリテーションに関する要望に対応すべく、外来診療と入院診療のリハビリテーションを実施しています。対象疾患は特に制限をもうけず、リハビリテーションの必要性等を診察のうえ決定することを方針としています。当院はリハビリテーションを重視してきた歴史があり、現在も南魚沼地域のリハビリテーションの拠点として活動を継続しています。
脳血管疾患等リハビリテーションⅠ、運動器リハビリテーションⅠ、呼吸器リハビリテーションⅠの施設認定を取っています。整形外科疾患のリハビリテーションについては、整形外科医師が診察のうえ、必要であればリハビリテーションを外来あるいは入院で実施します。その他の疾患、例えば脳血管障害、神経筋疾患、小児の言語障害や発達障害のリハビリテーション等については、ご希望があれば地域連携室を通してリハビリテーション科外来の予約を承ります。脳卒中等の起因する下肢の痙縮に対するボトックス治療、嚥下障害の評価を目的とした嚥下内視鏡検査も対応可能です。
当院では、脳卒中などで後遺症が残る患者さまを対象に、入院でのリハビリテーションを受け入れています。入院された場合は、集中的なリハビリテーションで障害からの回復をめざします。また、患者さまやご家族が帰宅・ご退院を希望される場合は、地域の事業所等と連携をはかって安心して自宅に戻れますようお手伝いします。入院のご相談は、当院地域医療連携室までご連絡ください。
役職 | リハビリテーションセンター長、整形外科部長 |
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出身大学 | 東海大学 1994年卒 |
専門分野 | 整形外科一般、股関節外科、下肢人工関節、骨粗鬆症、関節リウマチ |
資格 | 日本整形外科学会認定専門医・認定リウマチ医・認定スポーツ医・認定運動器リハビリテーション医、日本骨粗鬆症学会認定専門医、厚生労働省 義肢装具判定医 |
所属学会等 | 日本整形外科学会、日本リハビリテーション学会、日本骨粗鬆症学会、日本救急医学会、日本運動器科学会、日本骨折治療学会、日本自己血輸血学会 |
主な経歴 | 1997年4月 北茨城市立総合病院 整形外科研修医 1999年4月 聖マリアンナ医科大学 整形外科病院助手 2001年4月 聖マ医大 救命救急センター整形外科医長 2002年4月 聖マ医大 整形外科医長 2003年4月 大和町立ゆきぐに大和病院整形外科科長 2004年4月 聖テレジア病院整形外科部長 2005年4月 大和町立ゆきぐに大和病院整形外科部長 2015年11月 南魚沼市民病院整形外科部長 2021年4月 南魚沼市民病院リハビリセンター センター長兼任 |
業績 | 魚沼ほね元気研究会 代表世話人 魚沼リウマチミーティング 代表世話人 魚沼運動器を語る会 世話人 魚沼運動器疼痛研究会 世話人 |
患者さんへのメッセージ | 病を看るのではなく、人を看る医療を目指し自他共に日々研鑽しております。常に弱者の傍に寄り添えるような医療人になりたいです。 |
役職 | リハビリテーション科顧問 |
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出身大学 | 帝京大学 1982年卒 |
専門分野 | リハビリテーション科(特に障がい者スポーツリハビリテーション分野、脳神経内科、認知症)、整形外科(膝関節外科、特に関節鏡視下手術) |
資格 | 日本リハビリテーション医学会専門医、日本専門医機構認定整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本骨粗鬆症症学会認定医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本パラスポーツ協会パラスポーツ医、日本スポーツ協会スポーツドクター、日本医師会産業医、認知症サポート医、義肢装具等適合判定医、精神保健福祉士、相談支援専門員、介護支援専門員、2級ヘルパー |
所属学会等 | 日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会、日本精神保健福祉士協会、日本温泉気候物理医学会、日本骨粗鬆症学会、日本認知症学会、日本スポーツ協会、日本パラスポーツ協会 |
主な経歴 | (整形外科) 昭和57年東京大学医学部整形外科学教室入局試験合格後、東大病院研修医、東京警察病院麻酔科、武蔵野赤十字病院整形外科、心身障害児総合医療療育センター整形外科、亀田総合病院整形外科、都立駒込病院整形外科、焼津市立病院整形外科医長、東大病院分院整形外科文部教官として勤務しました。8年間在局後、東京大学医学部整形外科学教室同窓会在籍中。 (リハビリテーション科) 回復期リハビリテーション病棟中心に、湖山リハビリテーション病院、箱根リハビリテーション病院、湯村温泉病院、近森リハビリテーション病院、新潟市総合リハビリテーションセンター・みどり病院に勤務しました。 (腎臓内科) 帝京大学腎臓内科に在籍、帝京大ちば総合医療センターで透析、シャント形成術に従事しました。 |
業績 | <第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会> 両側声帯麻痺を呈した脳出血の1例 箱根リハビリテーション病院リハビリテーション科 楠目信三 <第74回日本リハビリテーション医学会関東地方会> 第19回冬季デフリンピック競技大会に帯同医としての参加報告及び考察 湯村温泉病院リハビリテーション科 楠目信三 その他 |
患者さんへのメッセージ | リハビリテーション科では主に脳神経内科、認知症の患者さんを担当してきました。整形外科医としては弊院に奉職するまでは医局関連病院で一般外傷を含め、手術の前立をしていました。今まで培ったスキルを惜しむことなく発揮し、患者さん一人一人それぞれの尊い人生の思いを大切にし、家庭や職場に一日でも早く復帰できるよう全力でリハビリテーションに当たっていきます。リハビリテーションはお任せください。 |
その他 | 東日本大震災後、気仙沼本吉でボランティアを6年間行い、避難所にいる精神障がい者に対する処遇を目の当たりにし、なんとかお手伝いしたいと考え、認知症サポ-ト医、精神保健福祉士、介護支援専門員、相談支援専門員資格を取りました。 一方、障がい者スポーツをライフワークとし、ジャパンパラリンピック国際大会各競技、全国障がい者スポーツ大会(全国パラスポーツ大会)、スペシャルオリンピックス大会他に帯同。冬季デフリンピック競技イタリア大会カーリング競技帯同本部医師、2020パラリンピック車いすフェンシング競技医療統括者(AMSV)の指名を受け組織委員会職員として勤務しました。 |
お問い合わせ
担当 | リハビリテーション科 |
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住所 | 〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町2643番地1 |
電話 | 025-788-1222(代表) FAX/025-788-1231 |