8、9月の2か月間、地域医療研修として南魚沼市民病院で研修させていただき、とても勉強させていただきました。北里大学病院2年目の研修医です。
私は今回地域を重点的にまわる地域6か月研修を選択し、先輩方の意見を参考にし、今回この土地を選ばせていただきました。病院の先生方や看護師さん、それからスタッフの方々には本当にたくさん迷惑をかけたとは思いますが、私としては医師としても人間としても成長できた2か月間だったんじゃないかと思います。東京、神奈川でずっと過ごしてきた自分にとってここでの暮らしはとても新鮮で楽しく過ごすことができました。こういった環境を与えてくれた大学病院、そしてお世話になった皆様に改めて感謝を申し上げます。
8、9月の2か月間で主に外来と病棟を中心に勉強させていただきましたが、最初は右も左もわからず、ほんの些細なことでも上級医の先生方に相談し、迷惑をかけておりました。しかし忙しい中丁寧に教えてくださり、またこういった経験の中で自分でガイドラインや薬剤を調べて、自分でアセスメントし、プランをたてて、入院から退院へ持っていく経験をできたことはとてもよい経験になったと思います。こういった経験は大学病院ではすることは基本的にはできません。今この時期に経験できたことは今後の人生においてとても貴重な財産になると思います。その他にも地域に密着した医療、訪問診療や訪問看護、その他大和病院の出張診療などあげれば切りがありませんが、そういったものに参加させていただきより患者様の身近な医療を知ることができました。生活背景を実際に知ることで、今後私が経験する方に対してより広い見識を持って接することができるのではないかと思います。(たった数回の経験で何をいっているんだと思われると思いますが笑)それだけ私にとっては知らないことが多すぎる世界だったのだと思います。
またこの地域では緑や水に恵まれ、食事やお酒も本当においしく、時期もよかったため本気丼の時期にも重なり、いろいろなおいしい食事をとることができました。また8月には病院の方の計らいで長岡の花火大会にも参加することができました。花火はもう何年も見に行けてなかったのですが、久しぶりに見に行けた花火大会がこんなにもすばらしい花火大会であったことは忘れられない経験となりました。
2か月間という短い間でしたが病院、地域の方々に本当にお世話になりました。最後に一緒研修をした同期の方にもとても恵まれていたと思っております。
ありがとうございました。