地域医療研修で1か月間お世話になりました。自治医科大学附属さいたま医療センターの研修医です。1か月間という期間でしたが、都心部とはまた違った環境で楽しく研修をさせていただく事ができました。お世話になった先生方や病院職員の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
地域研修では大きく3つの事を学びました。
1つ目は病院医療です。自治さいたま医療センターでも病棟受け持ち医として働かせていただいておりましたが、新潟では病棟主治医として勤務させていただき、より主体的に医療に取り組む事ができました。また救急外来は経験した事があるのですが、一般外来は初めてで、普通感冒や健診異常など普段の研修ではなかなか経験する事が少ない症例を多く経験する事ができて大変勉強になりました。
2つ目は地域医療です。訪問診療や訪問看護、保健所見学などを通して、地域医療を支える当院や行政の役割を勉強する事ができました。私自身、大学時代は地域医療研究部という部活に所属しており、以前から地域を支える病院や行政の役割に大変興味を持っていました。南魚沼地域は病院と行政がうまく連携をとっており、また地域の方々も健康意識が高く、自発的に様々な健康活動に地域で取り組んでいる姿勢に大変感動しました。
3つ目は南魚沼の魅力です。さいたま市も非常に住み心地の良い所なのですが、南魚沼は住民の方々がとても温かく、また本気丼の時期で食べ物も非常に美味しく、温泉や風光明美な観光地も多く、毎日楽しく研修させていただく事ができました。研修を終えて思い返せば、南魚沼を楽しむ方が研修のメインだったかもしれません。
今回の研修を終えて南魚沼の事が大好きになりました。短い期間ではありましたが、今回の経験を今後の医師人生に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。
